女性にCAD派遣がおすすめな5つの理由
女性が派遣で働くなら、CADオペレーターの仕事がおすすめです。CAD派遣は柔軟な働き方が可能なため、育児や介護と両立しやすい点がポイント。また、専門的なスキルを必要とする仕事であり、一度技術を身に付ければその能力を生かしながら働き続けることができます。
1.働くならCAD派遣がおすすめ! 女性もうれしいメリット5選
パソコンとCADソフトを使って設計や製図を行うCADオペレーターは、女性から人気の仕事です。活躍する業界は建設業界や機械、自動車業界、さらにはアパレル業界など幅広く、未経験からの挑戦も可能です。ここではCAD派遣が働く女性に人気である5つの理由をご紹介します。
1.年齢を問わず女性が活躍するCAD派遣
CAD派遣はアルバイトやパートよりも時給が高く、勤務時間の調整もしやすい点が魅力です。また、デスクワークが中心で体力的な負担も軽いので、幅広い年齢の方が就業できます。
厚生労働省「平成24年派遣労働者実態調査」によると、派遣で働く人が従事する仕事の第一位は「事務用機器操作(28.5%)」、次いで「一般事務(26.9%)」となっています。事務用機器操作とはパソコンやタイプライターを扱う仕事を指し、CADを用いて設計図を仕上げる作業も含まれます。このことから、CADオペレーターは一般事務と並んで人気の高い仕事の1つといえるでしょう。
2.育児や介護と両立しやすい
正社員と比べて、残業が少なく勤務時間を調整しやすい点が派遣のメリットです。CADオペレーターには時短勤務が可能な求人も多く、育児や介護と両立したい人にはぴったりな仕事といえます。扶養範囲内での勤務も可能なため、税金を節約しながら賢く稼ぎたいという方にも、CAD派遣はおすすめです。
また、CADオペレーターは専門的な技術を必要とする業務です。CADオペレーターとして十分な知識やスキルを身に付ければ、出産後の再就職や復職も容易になります。
3.自分のペースでスキルアップできる
「平成24年度派遣労働者実態調査」によると、派遣元企業の6割以上が何らかの教育訓練や能力開発を実施しています。これは派遣社員のスキルアップを目的としたもので、その派遣元企業に登録している人であれば誰でも受講可能です。CADオペレーターは人気職種の1つであることから、CADの基本操作や作図に関する講習を設けている企業も多数あります。このように、CAD派遣なら働きながら自分のペースでキャリアアップを図ることが可能です。 企業以外にハローワークも、公的職業訓練として無料または安価なCAD講座を開いている場合があります。詳しく知りたい方は「無料でCAD技術が手に入る!ハローワークの職業訓練とは」をご覧ください。
4.アルバイト・パートに比べて高収入
アルバイト・パートに比べて時給が高い点も派遣のメリットです。
その理由は、派遣社員の活用によって、派遣先企業にとって金銭的な負担が抑えられること。通常、企業でアルバイトやパートを雇う場合は直接雇用となり、社会保険等の諸費用が発生します。しかし、派遣社員の場合、派遣社員の保険料などを支払うのは派遣元企業の役目です。そのため、派遣先企業が保険料を負担する必要がありません。また、アルバイト・パートを募集する求人広告費なども不要です。その結果、ほかの雇用形態に比べて派遣社員の時給は高く設定されやすくなっています。
5.勤務地を選べるうえ、さまざまな職場で働ける
勤務地を選べる点や、転勤が少ない点も派遣のメリットです。正社員とは違い派遣先の都合で人事異動を命じられる心配がない派遣社員なら、住み慣れた土地で働いたり、自宅から近い場所を勤務先に選んだりすることができます。全国展開している派遣会社に登録しておけば、旦那さんの転勤先でも仕事を紹介してもらいやすいので転職活動もスムーズです。
スキルに応じてさまざまな企業で働くことで、CADオペレーターとしての経験を積み、待遇アップを目指すことができます。
2.派遣で働くときの注意点
プライベートとの両立がしやすく、アルバイトと比べて高収入を得られる派遣勤務。ただし、交通費やボーナスが支給されないなど、派遣という雇用形態ならではの注意点も存在します。ここでは派遣で働く前に知っておきたい注意点をご紹介します。
交通費・ボーナスが出ないことも
派遣で働く場合、交通費やボーナスが支給されないことがあります。そもそも派遣労働者に対する交通費やボーナスの支給は法律で定められておらず、企業が支払う義務はないのです。ただし、交通費やボーナスを時給に含めている企業もまったくないわけではありません。例えば、契約書に「交通費は時給に含むものとする」と記載してある場合は、交通費が時給に含まれています。
1つの会社で働く期間に制限がある
基本的に派遣社員は、1つの職場に3年しか勤めることができません。これは2015年に改正された労働者派遣法において、「派遣労働者個人単位の期間制限」の項目で定められたルールです。このように仕事や職場環境に慣れたとしても、一定のタイミングで職場を変えなければならないため、常に次のキャリアを考えておく必要があります。
ただし、労働者派遣法で定めているのは「派遣先にある同一の組織単位に派遣できる期間」であり、派遣先企業のほかの部署に異動すれば、同じ会社で働き続けることも可能です。
良い派遣会社を見極めるためのポイント
派遣会社によって給与や福利厚生などの待遇は異なるため、会社選びは重要です。悪質な会社の場合、「契約と仕事内容が違う」「社会保険に入っているつもりが加入していなかった」などのトラブルが発生することも。派遣に登録する際は事前にしっかり調査して、信頼できる会社を探しましょう。ここで、女性でも働きやすい派遣会社を見極めるためのポイントを2点紹介します。
求人探しから親身になって対応してくれる
仕事探しの段階から親身になってくれる派遣会社を選びましょう。派遣会社の担当者は、いわば仕事のパートナー。業務について相談に乗ってくれたり、契約や給与の交渉などを担ってくれたりします。担当者の仕事が忙しかったり、スキル不足だったりすると派遣業務について十分なフォローを受けることができません。担当者が何人の派遣社員を担当していて、どれくらいの頻度で派遣先を訪問してくれるのかなど、フォロー体制について確認しておきましょう。
希望する求人情報が充実している
派遣会社を選ぶときは、なるべく求人情報が豊富なところを選びましょう。特に希望する勤務条件があれば、それに見合う求人を豊富に揃えているところがベストです。
例えば、家事・育児との両立を目指すなら「残業なし」「時短勤務可」の求人が豊富な派遣会社がおすすめです。そうではなく、販売職や事務職などやりたい仕事が決まっているなら、その分野や職種に特化した派遣会社を利用すると良いでしょう。
また、30代、40代と年齢を重ねるほど、求人情報は少なくなりがちです。仕事の内容だけでなく、年齢的な条件を満たした求人が充実しているかどうかも確認しましょう。
3.仕事とプライベートを両立できるCAD派遣
CAD派遣は、仕事とプライベートを両立したいと考える女性におすすめの仕事です。がっつり稼ぐ人、扶養範囲内で無理なく働く人など、個人のライフスタイルに合わせて柔軟な働き方ができる点がCAD派遣の魅力といえるでしょう。