CADオペのための知っておきたい目の病気と対処法

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CADオペレーターの仕事といえば、PC画面とひたすら向き合って行うもの。その上、細かい作業も多いため、仕事中に目の疲れを感じたことのある方も多いのではないでしょうか?
目の疲れや視力の低下、病気になれば仕事に大きく影響が出てしまいます。目を酷使しがちなCADオペレーターの方々に向けて、CAD作業でなりやすい目の病気と対処法について紹介します。

CADのお仕事は目の病気になりやすい?

長時間パソコン画面に向き合うCADオペレーターの仕事。細かい部分にも目をこらすなど目に対する負担が大きいことから、目の疲れや視力低下を感じる人も多いようです。このように、モニターを長時間見続ける作業によって起こる目や身体の不調は、総称して「VDT症候群」と呼ばれています。
またブルーライトによる目への影響も指摘されており、近年日本で増加している黄斑変性症などの原因になっているとも言われています。

どんな症状があるの?

VDT症候群として代表的なものは、ドライアイ・目の疲れや充血・視力低下などです。
ドライアイの症状は、目の乾きやゴロゴロという違和感など。さらに症状が進むと、ものが見えにくく感じることもあるようです。目の疲れでは、目の奥が重い感じがしたり、霞がかかったようにものが見えにくく感じたりすることがあるようです。
さらに、首や肩に痛みやこりを感じる「頸肩腕症候群」もVDT症候群の症状であると言われています。
ブルーライトの影響が心配される黄斑変性症は、「ものがゆがんで見える」「視界の中央付近が見えにくい」といった症状が現れるようです。

原因と対処法は?

CADオペレーターのみならず、多くの現代人がなりやすいVDT症候群や黄斑変性症。その原因や対処法にはどのようなものがあるのでしょうか?

主な原因は画面の凝視!

CADソフトを操作する仕事では画面に映し出された図面の細部まで、しっかりと見る必要があります。そのため、どうしても画面を凝視することになります。
画面をしっかり見ようとすると、どうしてもまばたきの回数が減ってしまいます。これにより、ドライアイや目の充血が引き起こされると言われています。
また、モニター画面にピントを合わせようとしたとき、目の筋肉が緊張します。長時間目の筋肉が緊張を強いられることにより目の疲れが起こり、その状態が長期間続くことで視力の低下を招くと言われています。
CADオペレーターの仕事としては仕方のない部分も多いのですが、やはり画面を凝視することはさまざまな目の不調の原因となるようです。

対処法

仕事上、CADオペレーターはパソコンの画面を見ないわけにはいきません。そのため、まずは適度な休憩を取り、目を休ませることが重要になるでしょう。
厚生労働省が発表している「労働衛生環境管理のためのガイドライン」では、「連続作業時間が1時間を超えないこと」や「1時間の間に1回~2回程度の小休止を設けること」、また、「次の作業との間に10分~15分の作業休止時間を設けること」などが示されています。

目薬の活用やモニターの明るさを調整

対処法としては、目薬などを活用して目の乾燥を防ぐことや、作業の合間に目元を温めたり冷やしたりすることで目の筋肉を休ませる方法などがあります。
また、モニターと周囲の明るさが同じになるように調整することや、モニターに照明や窓から放たれる光が映り込まないようにすることも、眼精疲労の対策として効果があると言われています。

解像度の高いモニターの使用やブルーライトをカットする

画面が大きく解像度が高いモニターを使うことで、凝視をしなくても図面の細かい部分が確認しやすいようにするといった方法もあります。
またブルーライトの影響を減らすため、ブルーライトカットフィルムを画面上に貼ったり、ブルーライトカットのモニターを使ったりするのも良いかもしれません。

健康と良い仕事をするために

CADオペレーターは目の疲れや病気が避けられないと思われがちですが、原因を知り、対処することで軽減できる可能性があります。仕事の質を落とさず、少しでも長く続けるため、目の健康に留意して仕事に臨んでみてはいかがでしょうか。 

この記事は医療関係者による専門知識をもとに書いた情報ではありません。