賢く働く!CADオペWワークのススメ

ダブルワークとは?

ダブルワークとは、2つまたはそれ以上の仕事に就くこと。例えば平日は会社員として勤務し、週末には趣味を生かしてスポーツの指導員をしたり、アフター5に在宅でできる仕事をしたり、あるいは曜日によって複数のアルバイトを掛け持ちしたり。ライフスタイルによってさまざまな方法があります。

ダブルワークのメリット

近年増加しているといわれるダブルワーク。さまざまな理由が推測されていますが、終身雇用制度のゆらぎや、残業規制の強化などが一因とみられています。ではダブルワークには一体どのようなメリットがあるのでしょうか?

金銭的に余裕ができる

やはり一番大きなメリットは金銭的、経済的なものでしょう。収入を得る場所が複数になることによって、収入が増えるだけでなく、例えばリストラへの備えなど、安心感を得ることもできるでしょう。

スキルの幅が広がる

もう1つのメリットとして挙げられるのは、スキルの幅が広がること。1つの仕事だけでは、その仕事に関わるスキルだけしか伸びていきませんが、複数の仕事に就くことにより、仕事の数に応じて多くのスキルを伸ばす機会を得られます。つまりその分、スキルの幅を広げられるのです。

チャンスが広がる

すでに専門的な仕事などで収入を得られる場所を持っていた場合、ダブルワークの副業には、例えば手芸やスポーツなど、趣味を生かした仕事を選ぶこともできるでしょう。いきなり趣味を仕事にしようとした場合、収入面での不安が出てきます。会社員の仕事を両立させ、安定した収入を得ながら趣味の仕事の経験を積み、将来的にそちらで独立を目指すなど、チャンスを広げることができるのもダブルワークのメリットです。

CAD派遣はダブルワークに向いている?

紹介したようなメリットのあるダブルワークですが、実はCADオペレーターの派遣はダブルワークに向いていると言われています。いったいなぜでしょうか?

時短で働ける

CADオペレーターの派遣の仕事には1日4~5時間、週3日程度から働ける仕事が多くあります。契約次第で、ほかにも仕事を持ち、ダブルワークをすることも十分に可能です。

専門性が高い

CADオペレーターの仕事はCADの操作に特化した専門的な仕事です。だからこそ、戦力として有用されやすく、時短など働き方を選ぶことができます。また、ほかの仕事の都合で引っ越しなどをすることになっても、別の場所で仕事を探しやすいのが特徴です。

ダブルワークが可能な案件が多い

またCADオペレーターの募集そのものが「副業OK」としているケースも多くあります。在宅での仕事や、スキルがあればCADを教える講師の仕事など、さまざまな形で働くことのできるCADオペレーターには、ダブルワークの可能性もそれだけ多くあります。

ただし、こんな注意点も

収入が増えるなどメリットが多いダブルワークですが、いくつか注意点もあります。

就業規則に注意する

公務員をはじめ、企業の中には副業を禁止しているところもあります。また、特にCADオペレーターの場合、新たな施設や商品の開発の現場に関わることも多いため、競合する会社での副業ができない場合もあります。ダブルワークを始める前に、就業規則を確認したほうが良いでしょう。

健康管理はしっかりと

ダブルワークをするということは、それだけ身体の負担も増えるということです。やりがいのある仕事を見つけ、楽しく働いていたとしても、知らず知らずのうちに疲れをため込んでしまうかもしれません。適度に休息をとり、すべての仕事において万全の体調でのぞめるよう、健康やスケジュールの管理には気を付けましょう。

確定申告が必要

ダブルワークを行い複数の会社から給与を取得した場合、個人での確定申告が必要になります。また副業などにより1年間に得た額によっては給与でなくとも確定申告が義務づけられます。確定申告をしないと、無申告加算税が発生したり、悪質と判断された場合には犯罪として扱われたりする場合もありますので、注意が必要です。

働く環境

CADオペレーターの仕事を在宅で副業として行う場合、取引先と同じCADソフトを導入する必要があります。どのソフトが自宅で使えるのかなど、ダブルワークを行う環境の確認が必要になるでしょう。
また、ダブルワークを行う場合はスケジュールの管理も難しくなりますから、家族の協力も必要になってきます。在宅で働く場合でも、家の中でしっかりと仕事の時間を作れるよう家族の理解や協力を得るなど、働く環境づくりが大切です。

ダブルワークをするなら

やりがいもあり、収入も増えるダブルワーク。しかし注意点でも挙げたように、仕事を掛け持ちすることによる大変さや苦労も出てきます。「空いている時間があるから」「お金がほしいから」などの安易な理由だけで決めないことが大切です。まずは、なぜダブルワークをしようと思うのか、どうやって続けていくのかなどを、しっかりと確認してから、続けられるような環境づくりを始めてみましょう。